ADSLについて
ADSLとは、Asymmetric Digital Subscriber Lineの略で、既存の電話回線(銅線)を使った高速データ通信技術の名称です。
(編集部注:モジュラージャックより局側の回線を変更するには、資格が必要です。)
2002/12/15
NTT都合の工事で大幅スピードダウン、後、復帰
- 先日、夜8:30頃、近くの電柱に登っている人がいるなあ、と見ていたら、電話がなった。
「NTTです。電話線の工事をしています。こちらの1本はADSLですね、5分程回線を止めても大丈夫でしょうか」
断る理由も見つからなかったので、了承した。
3分程で、再開の連絡があった。
確認してみたら、回線は繋がっているが、なんだかスピードが遅い。
ま、NTTにもいろいろ都合もあるだろうし、どちらにしろ、夜なのでこちらから連絡はできない。
- 翌日、計測してみたら、やはり、実効速度が2,700→1,700まで落ち込んでいた。
モデムの電源再投入、サーバーのPPPoE停止、再開、等、いろいろしてみたが効果無し、おいっ>NTT
夕方4時頃から、何度もフレッツサポートセンターに電話をしてみた、、ぜんぜん繋がらない、、
故障係りは5時で終わりになってしまって、、、しようがないのでメールしてみた。
- さらに翌日、電話で、10:00頃「今、向かっています」11:30頃「作業が終わりましたので確認してください」
スピードが元に戻っている。。この対応の早さはちょっと意外だった。
- 1週間後には、2900Kbpsと、スピードアップしていた。
なんだか、少しずつ速くなっている。
NTTの努力なのか、途中にいる人がブリッジタップ外しをお願いしたのか、、、
2002/9/17
ADSL 8Mを導入しました。
- NTTの線路情報開示システムでは、28dBだったので、ある程度は期待していたのですが、思った程のスピードが出ません。。
(「実効速度掲示板」のspeedeyeで、2,600Kbpsです。)
モデムの保守モードで表示される数字は 45dBです。
電柱からの引き込みでそんなに数字が増えているのか、、なんか納得いかないっス。
- 前回のMJ省略、STPに変更に加え、なをかつモデムを移動して、電話線長を50cmに、保安器手前の20cmくらいの線をツイスト、最短に、また、他の電話線(ISDN)と重ならないように加工してみました。
場合によって、2,700までは伸びるようになりました。(3,000以上は高望みなのかなぁ、)
- NTTの方には、電柱からの引き込み線位の距離では、ISDN干渉は問題ないと言われていました、、が、、
ISDN回線の入電、切断時、にADSLモデムがリトレーニング、スピードが1,900まで低下します。
こりゃいかんと、早速、アナログ回線に変更申し込みを行いました。。
- アナログに変更後、スピードの落ち込みは、なくなりましたが、向上は見られませんでした。
他に、スピードアップの方法はないのか、、
2002/01/25
ADSL 1.5M
OCN ADSLアクセス IP8を導入しました。
- 申し込み時、RTを経由して(支線が光ファイバー線で、RT装置を経由し端末線が銅線)いるので、接続できません。と言われました。
- 収容変え(RT回りのものを、回線の空きがある場合についてのみ、別の銅線に変更してもらうもの)が出来ませんか?
等々、、
くいさがって、ちゃんと調べてもらいましたら、、こちらの回線の場合、非常にイリーガルで、RTは経由していますが、銅線=銅線で、信号上ではADSLとして接続できるということがわかりました。
でも、受付の処理上、RTを経由してしまっているので、時間がかかってしまうかもしれない。ということでした。
- また、線路長が3.8kmあるので、距離的に難しい、、でも、ブリッジタップが(田舎なので)少なく、減衰は小さいのでなんとかなるかも、、
とのことでしたので、だめだったとしても費用は払いますので是非、お願いします。と、
- そんなこんなで、工事当日、距離もあるので500〜600Kbps位かな?と、思ってたんですが、900Kbpsで接続できたので、非常に嬉しかったです。
- [保安器]の型式が重要、の件は、後になって知ったのですが、ウチのは「6P」だったので、ADSLに都合がよいことがわかりました。
- その後ですが、配線を考えてみまして、配線盤内に[保安器]→[MJ]→[スプリッタ]となっているところを、[MJ]を取ってしまって、[保安器]→[スプリッタ]と直結にしてみました。
(現状では、[保安器]→[スプリッタ]→[モデム]までが2m、[スプリッタ]→[電話]が約15mです。)
なんと、1200Kbpsまでスピードアップに成功。
([保安器]→[モデム]間をSTP(シールド付きツイストペア)にしたりしてますが、多少の効果があるのかな?)
- でもしかし、さらなるスピードアップを目指し、配線をごちゃごちゃいじっているうちに、、900〜1,000までスピードダウン、モデムの電源断を行っても、1200まで戻ってきません。。ど、ど、どうしよう。。。
- ずいぶん悩んだ挙句、[スプリッタ]の[TEL]側を外してからモデム電源ONをすると1200で接続できました。やれやれ。。
(もちろん、LINKが確立してからTEL線を繋げ直します。←それでも1200のままです。ニヤリ)
- その後、やはり、接続時のネゴシエーションが非常に大事であるということがわかりました。
場合によっては、LINKが確立するまで、TEL線も然りですが、Ethernetケーブルを抜く、ISDN機器の電源切断、同じコンセントに接続されているFAXの電源断をしておいた方が、よい数字が出ました。
(接続してみて、数字を確認後、納得いかなかったら、Etherケーブルを抜き、周辺の電源断、ADSLモデムの電源再投入、LINK確認、、の繰り返しです)
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